コロナ5 入院①
救急車の中で
酸素補助があり
体内の酸素量が回復してきたと、
救急隊員の人が教えてくれた。
病院へは30分はかかり、
入院になるかは分からないと伝えられる。
病院に到着。ベットは自分で移る。
採血、呼吸の酸素補助は継続。
医師、看護師は防護服を着ている、報道そのもの。
「部屋が空くまでここで待ってて下さい。16時くらいになるかもしれません。」
と看護師に声を掛けられた。このタイミングで入院するんだな…と確信。
また、病床数の空きの無さを感じた。
待ち時間に、上司へ連絡。
LINE 便利だな。こんな状況でも連絡できてしまう。
自宅療養が入院になってしまった。
家族にも職場にも申し訳ない。
濃厚接触者となった家族に症状が出ていないのが
精神的な救いだったと思う。
医師から、現在コロナに効果があると言われている薬を使います。と治療薬について説明を受け同意書にサインをした。
ベルクリーR
部屋が準備できたので、移動しますと声をかけれる。まだお昼前。夕方頃まで待つと思っていたので早いな…と思って通されたのはCT撮影の部屋。
検査撮影を終え、病室へ移る。
「お昼届いてますよ」とお弁当が病室にとどいていた。よりによって味噌カツだった。
3日間ほど、何も食べてないのでお腹が空いていたけれど、一切れ食べるのが限界で、ご飯も数口。残してしまった。
午後、防護服の担当医が説明に
部屋まできてくれた。「もう、すでに聞いているかもしれませんが…」
私はけっこうな肺炎になっていた。