コロナ6 入院②
入院 1〜2日目
いわゆる《隔離》
「個室でドアの手前のカーテンまでか行動可能範囲。外へは医師の許可がでるまで、出られません」
陰性が2回続けて出れば、隔離解除。
看護師より説明を受けた。
買い物を頼むことは可能で
清算は交通系ICカード、買ってきてほしい物はメモでお願いすることができた。交通系ICカード、持ってきておいてよかった。
症状はというと
横になっていれば、「なんで入院してるの?」
というくらいなんともないのに、
・トイレに行く
・着替える
・飲み物を飲む
・歯を磨く
これらの動作が苦しすぎた。息が切れる…。
個室なので全て3〜5歩でいける距離。
食事中は苦しさはなかった。座っていたから?
トイレに行くのに覚悟が必要。
夜の着替はイベント、酸素の消耗が激しい。
酸素補助(鼻腔カニューレというらしい)の管が長く
部屋の中は補助を外さず動くことができて有難かった。入院中は↑の画像+マスク
部屋のカーテンを自分でしめふことができず
看護師さんにお願いしていた。
毎日検温はあったけれど37℃以上はあったにしろ、
病棟に移ってからは微熱程度。
酸素の消費が激しいらしく、お風呂には入れない。
医師の許可もまだ降りなかった。お買い物でボディーシートを頼み、濡れタオルで体をふいた。
スマホは
家族との連絡以外、ほとんど触らず
ずっと寝ていた。昼間寝ているのに、夜もぐっすりねている。寝ているだけ、これが限界。
そのことを看護師に伝えると
「それだけ消耗しているんですよ…(肺炎)」
とコメントをくれた。
退院後【消耗している】
という言葉を何度も思い出すようになる。
当たり前たけど、看護師は防護服を着ている。
中には自分と同じ幼い子供が2人いるという方も。
毎回、ありがたさと申し訳なさが…とにかく感謝しかない。
入院できたから、投薬治療、酸素補助が受けられているものの、入院出来なかったらどうなっていたのか…CT撮らなきゃ、肺炎かどうかなんて分からない。
自分の部屋で亡くなるケースがあると報道があったが、自分もあり得た。
県が公表しているコロナ感染者数を見た。重症者、中等症者の人数も載っているいた。私もこの中の人数に入っている。入院待ちの人数も載っていた。気にしない訳がない。
治療を受けられている今の状況に、
ひたすら感謝していた。